クラウドソーシングで不採用になりやすいダメな納品実例5選

クラウドワークスのコピペチェックツール画面

インターネット上の在宅アルバイト「クラウドソーシング」では、依頼主と直接顔を合わせることがありません。
そのため、少々トラブルもあるようです。

その一つが、納品したのに採用されない(非承認になる)ということです。
これではせっかく仕事をしたのに、1円にもなりません。

採用されないとお金(報酬)はもらえませんので、無駄な時間を過ごしたことになります。

キチンと真面目にやったのに、不採用になったのでは話になりません。
働く前に、不採用になりそうな事例を5つご紹介します。

不採用率90%:依頼内容とは違う納品

不採用になった納品データ

ほとんどのワーカーさんは真面目に取り組んでいただいていらっしゃるので滅多にありませんが、
こちらが依頼している内容とは違う納品をされていることがあります。

例えば、アルバイトの体験談を書いて欲しいのに、機械の説明をされている納品が過去にありました。
こういった勘違いされている納品物は、残念ながら採用にできません。

出題されている「お題」はしっかり確認することが大切です。

不採用率85%:顔文字や記号を使う

不採用の納品データ例

不採用の納品データ例

私はタスクで募集をかけることがあります。

その時にごくたまにですが、記号がたくさん使われている文章が納品されることあります。
(先日の募集では100件中1件ありました)

こういった文字稼ぎを乱発している納品物は、残念ながら確認次第「即不採用」になってしまいます。
※自己修正もできるため、中身がよければごくまれに採用する時もあります。

これは私だけでなく、ほとんどのクライアント(発注者)さんが同じだと思います。
文字数稼ぎになる絵文字は禁止していることが多いです。

不採用率85%:注意事項・禁止事項を読まずに違反

ちなみに私が募集する案件には、注意事項としていくつかの条件を書いています。

  • 文字稼ぎ(ひらがなの多用、顔文字、記号文字の使用など)の禁止
  • 誤字や脱字が多く読みにくい、理解しにくい文章は不採用
  • 日本語として成立しない文章の禁止

※上記以外にもいろいろ書いていますが・・・重要な部分はこの2つです。

この禁止事項は毎回コピペで表示していますが、納品物はしっかり目視でチェックしています。
顔文字を乱発している人は禁止事項を読んでいないということでしょう。

このような方は、同じような行為をする可能性が高いため、残念ながらブロック(ブラックリスト入り)をしてしまいす。
※ブロックとは、今後そのアカウントに仕事内容を表示させない拒否機能。

何度も同じような納品があると面倒なため、この人が作業できないように設定します。

このような納品は承認率が低くなるばかりか、今後参加できる仕事が少なくなる原因になるということです。
極力行わないようにしましょう。

あの依頼主の応募は単価が高かったけれど、最近は募集していないのかな?と思ったら・・・「実は拒否されている」のかもしれません。

不採用率80%:一般向けの文章作成に「特殊な専門用語を羅列」

一般の人向けの文章なのに、普通の人にはわからないような「専門用語」を使いまくる人がいらっしゃいます。

 

 

このような文章も採用されない可能性が高いです。

専門家に対する記事を依頼されているのであれば別ですが、基本的には一般の人向けの文章が前提の依頼が多いです。

一般の人向けの文章であれば、なるべく専門用語は控えましょう。
また、専門用語を使ったからといって、その説明だけで終わるのも採用率を下げる行為です。

こちらは説明を加えるように依頼されていれば別ですが、文字数稼ぎと思われます。
悪質だと判断されると、永久にブロックされます。

日本人向けの記事に「英語の多用」も文字数稼ぎに該当

アルファベットの多用で不採用になった例

わざわざアルファベットで書く必要性がない上に、専門用語を使いすぎている悪い例

日本語名称があるのに、わざわざ英語の名称をアルファベットで書くと採用率が悪くなります。

クラウドソーシングで採用率・承認率を抜群に上げる5つのコツ・心得にも書いていますが、

例えば、
イラストレーター(8文字)、フォトショップ(7文字)、ドリームウィーバー(9文字)を
illustrator(11文字)、Photoshop(9文字)、Dreamweaver(11文字)とわざわざ書くという行為です。

納品者にその気がなくても、文字数稼ぎだと思われてしまいます。

特に納品された文章が、文字数規定ギリギリの人は”確信犯”でしょう。
普通に書いても文字数が足りないため、アルファベットで書くことでパスしようとしているのです。

もちろん1か所や2か所であればいいのですが、この人は規定文字数1000文字中1/3をアルファベットで埋め尽くしていました。

眺めても異様ですし、読むのも大変でしたので不採用とさせていただきました。

不採用率90%:ネット上の書き込みをコピペ

コピペチェックツールで見つけた違反記事の例大抵は、インターネット上の書き込みをコピー&ペーストして納品する行為は禁止されています。

そもそもが盗用であり、著作権違反という違法行為だからです。
お金を支払ってまで違法行為をされてしまうのでは、たまったものではありません。

そのため、クラウドソーシングの主だったサイトではコピペチェックツールを無料でクライアント(依頼主側)に提供しています。

クラウドワークスのコピペチェックツール

クラウドワークスのコピペチェックツールの結果

もし見つかれば、納品者は重いペナルティーを受けることになる可能性が高いのでやめましょう。
※ブラックリスト入りだけではありません、依頼主によっては違約金の請求があるかもしれませんのでやってはいけません。

 

コメントは受け付けていません。