「ホームページのドメインをSSL化(https://に)したい。」

アドレスバーのSSL導入前と導入後の変化
アドレスバーのSSL導入前と導入後の変化

SSLは、個人情報漏えいやサイト改ざんを防止するセキュリティ対策として、使われている電子証明です。

ですが、「SSLはほとんど有料」です。

SSLの料金には「ピンからキリ」があります。

「下のランクでも年間1000円~」「上のランクになると年間数万円」という価格です。

ドメイン更新料も含めると、1ドメイン当たり安くても年間2000円以上の出費になってしまいます。

個人のサイト運営者から見ると、どうしても値段が気になります。

「できる限り低予算に抑えたい」とお考えのはずです。

SSLを格安で導入するにはどうすればいいのでしょうか?

 

チェックポイント

SSLを安く導入したいのであれば、「SSLが無料で使えるレンタルサーバーと契約する」という方法が一番の近道です。

 

最近では、低料金のレンタルサーバーでも「SSLが無料で使える」ことがあります。

例えば、Yahooグループのレンタルサーバーである「Zenlogic(ゼンロジック)」は独自SSLが無料で使えます。

Zenlogicでは、「月額料金が890円」「初期費用無料」という低価格帯です。

月額890円でも「SSLが無料で使える」サーバーです。

さらに、Yahoo!Japanが使っているサーバー技術が基盤になっているようです。(『Yahoo! JAPANのIaaS型クラウド基盤を採用』とあります。)

低価格でもサーバー性能も高スペックサーバーといえそうです。

このページで紹介しているサーバー「Zenlogic」

チェックポイント

また、Zenlogic(ゼンロジック)では、旅行が当たるクイズを行っているようです。

Zenlogic旅行キャンペーン
Zenlogic旅行キャンペーン「応募締め切り:2018年1月31日(水)まで」
笑う先輩ライター

誰でも応募できますので、チェックしてみてください。

Zenlogicは「独自SSL」が無料

SSLが無料のサーバーは「Zenlogic」以外にもあります。

しかし「独自SSLが無料」というサーバーはなかなかありません。

「共有SSLが無料」と書いてあるサイトもあります。

チェックポイント

独自と共有は違いますので確認することをおすすめします。

また、高額サーバーでも、「SSL導入に対応していない」「SSLを入れるのに手数料がかかる」こともあります。合わせて確認しましょう。

Zenlogicで取り扱っているSSLの種類
Zenlogicで取り扱っているSSLの種類
チェックポイント

また、「他社のSSL」も使えます。サーバーだけ引っ越したい方にも安心です。

ZenlogicのSSL機能

 

考える先輩ライター

もちろんレンタルサーバーを選ぶには「SSLだけ」で判断してはいけません。

チェックポイント

どのサーバーがいいのかは、サーバーのスペックをよく見比べて検討することが大切です。

このページでは、レンタルサーバーを検討するために「Zenlogicのいい点」、「悪い点」をまとめてみました。

Zenlogicの特徴

Zenlogicの料金表
Zenlogicの料金表

月額1000円のレンタルサーバー

Zenlogicでは、一番下のプランSを一括払い(10,675円)で契約すると「月額890円」になっています。

※月払いを選択すると「月額1,186円」になります。

月額1000円以下で「サーバー費用+独自SSLが無料」です。

個人でサイトを運営する方だけでなく、予算を抑えたい「小中企業」にとっても魅力あるサーバーといえます。

※Zenlogicでは、ドメイン取得費用実質無料(キャッシュバック)キャンペーンもあるようです。(11月30日まで)

ディスク容量300GB

ディスク容量は「プランSでも300GB」、「それ以外のプランは1TB(1テラバイト)以上」も使うことができます。

※1TB=約1000GB

チェックポイント

経験から言えば400ページのワードプレスでも8GB程度ですので、300GBあればかなりの「ページ数」「ドメイン数」で使えます。

※画像を多く使っているサイトでもこの程度です。

笑う先輩ライター

正直言えば、個人で1TBも使いきれないかと思います。

1TBもあれば、大規模サイト、企業サイトが運営できそうですね。

データ転送量「無制限」

また、Zenlogicはデータ転送量が無制限になっています。

「ディスク容量」が多くなると、アクセスが増えますので「データ転送量」も同時に増えます。

チェックポイント

転送容量が無制限であれば、アクセスがいきなり増えても(バズる)気になりませんね。

データ転送量は重要項目

データ転送量とは、訪問者がサーバーから呼び出すときに消費する「通信量」のことです。

データ転送量に上限があるサーバーでは、アクセス制限になったり、追加料金を取られることがあります。

「アクセスが伸びない」「収益を圧迫する」原因になるため、転送容量は必ずチェックしないといけません。

ディスク容量だけが大量にあっても、データ転送量に制限があるサーバーでは「アクセスが伸びない」原因になります。

追加ドメイン・データベース数「無制限」

また、データベースも無制限に作れるため、ワードプレスを複数運営することもできます。

データベースは「ブログ運営」に欠かせない

ワードプレス1個インストールするには、データベース1個が必要です。

チェックポイント

データベース1個にワードプレスを複数入れることができますが、詰めすぎはよくありません。

複数ブログを運営する予定の方は、データベースの数も必須項目といえます。

チェックポイント

低価格サーバーを契約する時は「データベース数」の制限に注意しましょう。

※「1アカウント○個まで」と書かれているサーバーもあります。

簡単インストールあり

簡単インストール機能もあります。初心者でも安心です。

※簡単インストールとは、ワードプレスなどのプログラムを、「サーバーにインストールする機能」です。今はほとんどのサーバーに導入されています。

 

真顔先輩ライター

簡単インストールがない昔は、自分で公式サイトからダウンロードして、FTPソフトでインストールしていました。

悩む先輩ライター

全てのデータをインストールすると、時間が無駄にかかっていました。

簡単インストールでは、ほんの数分でワードプレスを立ち上げることができますので非常に便利です。

電話サポートあり

また、電話サポートも利用できるため、レンタルサーバーの契約が初めての方でも安心できます。

悩む先輩ライター

私自身も、サーバー会社に何度か問い合わせたことがあります。

考える先輩ライター

大抵は、メールで問い合わせますが、メールだと数日待つこともあります。

ため息をつく先輩ライター

待っている間はメールBOXを何度も確認する必要があるめ、どうしても時間が削られてしまいます。

笑う先輩ライター

緊急性がある時に電話サポートがあれば便利ですね。

Zenlogicの注意点は?

ここまで「Zenlogic」の特徴を上げましたが、良いところどりしたような内容になってしまいました。

Zenlogicにもデメリットはあります。

その点も書いてみましょう。

独自ドメインの料金が高い

ホームページを持つには、レンタルサーバーだけ借りても少し足りません。

オリジナルの独自ドメインを持つことも大切です。

Zenlogicでは、ドメインを購入することができます。

しかし、他社のサーバー(GMOグループなど)に比べると値段が高く設定されています。

ドメインは他社で購入

もちろん他社で取得したドメインを持ち込むことが可能です。

ドメインは他社で購入して、サーバーはZenlogicにすることもできます。

ネームサーバーの変更手順
画像:ネームサーバーの変更手順|Zenlogicサポートサイト より

ネームサーバーの変更手順は、Zenlogic公式ヘルプ↓でご確認ください。

Zenlogicサポートサイト:ネームサーバーの変更手順

「法人」「個人事業者」向け

zenlogicの申し込み注意点

Zenlogicの申し込みフォームを見ると、「法人および個人事業者向けのサービス」とあります。

「昨日今日で始めたサイト運営者」「一般の趣味サイト」では借りるサーバーではないようです。

また、サイト運営者には年間料金とはいえサーバー契約だけで「一括10,675円」も支払えない場合もあるかもしれません。

「もっと低価格なサーバー」「個人趣味でも使えるサーバー」を探している方には向いていないかと思います。

将来サーバー移転を考えるなら1000円サーバーもあり

しかし、ワードプレスなどの「ブログ」を使うのであれば、初めから月額1000円のサーバーを契約することをおすすめします。

チェックポイント

なぜなら、記事を書けば書くほど、データ量が多くなりサーバー移転が大変になるからです。

また、サイト移転は時間が数日かかることがあります。(DNS浸透や準備などで)

その間はアクセスが不安定になります。お問合せが正常に受け取れないこともあります。

「個人事業者」「法人」であればなおさらです。

 

真顔先輩ライター

私自身も最近400ページのワードプレスをサーバー移転しました。

笑う先輩ライター

ワードプレスには、インポート・エクスポート機能がありますので、大変便利です。

ため息をつく先輩ライター

しかし、エクスポートする時に、15回に分けてダウンロードしたり、画像をのダウンロード・アップロードに片道20時間かけました。

※インポートで画像が反映されませんでした。

悩む先輩ライター

ブログのページが多くなると、こういった苦労があります。

チェックポイント

初期投資として「初めから1000円サーバーを借りる」のもありかと思います。

 

最後に:SSL化って何が変わるの?

SSLを導入すると、まずは「ドメイン」が少し変わります。

  • 通常(SSL以外)のドメインは「http://○○○.jp」ですが、
  • SSLを導入すると「https://○○○.jp」に変化します。
笑う先輩ライター

httpの後に「s」が付いてますね。

チェックポイント

ブラウザでサイトURLの部分を見ると、SSLに対応しているかどうかがわかります。

アドレスバーのSSL導入前と導入後の変化
アドレスバーのSSL導入前と導入後の変化

ドメインが「https」に変わるだけでなく、通信の暗号化も行われます。

「保護されていません(SSL未対応)」と表示される画面では、入力したデータが「漏えい」したり、「盗聴(のぞき見)される」リスクがある可能性があります。

「保護された通信(SSL未対応)」と表示される画面では、入力したデータが「暗号化」されますので、「盗聴(のぞき見)」されても、解読できない可能性が高いのです。

一般的にSSLは、「ショッピングサイトのショッピングカート」や「企業のお問合せ画面」で多く採用されています。

チェックポイント

SSLになっていない画面では、クレジットカード番号や個人情報は入力しないようにしましょう。

SSLにはランク(種類)がある?

また、SSLには種類があり、それぞれでセキュリティの強度が違うようです。

「EV>OV>DV」の順でセキュリティ性能が高くなるようです。

  • EV:EVタイプ(電話確認後+厳しい審査をクリアした団体に発行)
  • OV:実在証明型(電話確認後に審査してSSL発行)
  • DV:ドメイン認証型(電話確認が不要)

最高ランクのSSL(EVタイプ)は、国のホームページや銀行ホームページに使われているようです。

SSLの種類を見分ける方法
SSLの種類を見分ける方法 画像:クイズに答えてシリコンバレーへ行こう!|Zenlogicより
笑う先輩ライター

ちなみに上の画像は、Zenlogicのキャンペーンページから出典させていただきました

チェックポイント

どのようなサイトがEVタイプのSSLを導入しているのか、探して報告するとサンフランシスコへの旅行が当たるそうですよ。

Zenlogic旅行キャンペーン

笑う先輩ライター

この機会に応募してはいかがでしょうか?

ちなみに応募は、誰でできるようです。※Zenlogic(レンタルサーバー)を利用していなくてもOK。

応募方法は「Twitter」「Facebook」「ファームからの応募」の3種類。

2018年1月31日(水)までです。

クイズに答える(Zenlogicのキャンペーンページに移動)